こんにちは、Ericaです。
「最近、急に息苦しくなることがある」 「心臓がバクバクして、死んでしまうのではないかと怖くなる」 「電車に乗ると、逃げ出したくなる」
もし、こんな症状で悩んでいるなら、それはパニック障害のサインかもしれません。
私自身、初めてパニック発作を経験した時は、自分に何が起きているのか分からず、ただただ怖かった。「心臓発作?」「このまま死ぬの?」と本気で思いました。
今日は、パニック障害の症状を13項目のチェックリストで確認できるようにまとめました。受診の目安や、発作時の対処法もお伝えします。
パニック発作の13の症状
パニック発作では、以下の13症状のうち4つ以上が突然現れ、10分以内にピークに達します。
身体的な症状
| # | 症状 | 具体的な感覚 |
|---|---|---|
| 1 | 動悸・心拍数の増加 | 心臓がバクバク、ドキドキが止まらない |
| 2 | 発汗 | 手のひらや額から汗が噴き出す |
| 3 | 震え・身震い | 手足がガタガタ震える |
| 4 | 息切れ・息苦しさ | 息が吸えない、窒息しそう |
| 5 | 窒息感 | 喉が詰まった感じ |
| 6 | 胸の痛み・不快感 | 心臓が締め付けられる感覚 |
| 7 | 吐き気・腹部の不快感 | 気持ち悪い、お腹がムカムカ |
| 8 | めまい・ふらつき | 頭がクラクラ、倒れそう |
| 9 | 寒気・ほてり | 急に冷えたり、熱くなったり |
| 10 | しびれ・うずき | 手足がピリピリする |
心理的な症状
| # | 症状 | 具体的な感覚 |
|---|---|---|
| 11 | 現実感の喪失 | 自分が自分でない感じ、夢の中にいるよう |
| 12 | 気が狂う恐怖 | 「おかしくなってしまう」という恐怖 |
| 13 | 死への恐怖 | 「このまま死んでしまう」という強い恐怖 |
パニック障害セルフチェックリスト
以下の質問に「はい」「いいえ」で答えてください。
パートA:パニック発作の確認
| # | 質問 | はい/いいえ |
|---|---|---|
| 1 | 突然、激しい恐怖や不安を感じることがある | □ |
| 2 | 上記の13症状のうち、4つ以上が同時に現れたことがある | □ |
| 3 | 症状は突然始まり、10分以内にピークに達した | □ |
| 4 | 症状は通常30分以内に治まる | □ |
パートB:日常生活への影響
| # | 質問 | はい/いいえ |
|---|---|---|
| 5 | 「また発作が起きるのではないか」と不安になる | □ |
| 6 | 発作を避けるため、特定の場所や状況を避けている | □ |
| 7 | 電車、バス、エレベーターなど閉じた空間が苦手になった | □ |
| 8 | 一人で外出することが怖くなった | □ |
| 9 | 発作への不安で、仕事や日常生活に支障が出ている | □ |
結果の見方
パートA:3つ以上 「はい」 → パニック発作を経験している可能性があります
パートB:2つ以上 「はい」 → パニック障害に発展している可能性があります
両方に当てはまる場合 → できるだけ早く専門医への相談をおすすめします
パニック障害と似ている、でも違う状態
パニック発作に似た症状は、他の原因でも起こることがあります。
心臓の病気
- 不整脈
- 狭心症
- 心筋梗塞
見分けるポイント: 心臓病による症状は運動後に悪化することが多い。パニック発作は安静時でも突然起こる。
甲状腺機能亢進症
- 動悸
- 発汗
- 手の震え
- 体重減少
見分けるポイント: 甲状腺の問題は持続的な症状。パニック発作は突然始まり、治まる。
低血糖
- 動悸
- 発汗
- 震え
- ふらつき
見分けるポイント: 食事を抜いた時に起きやすい。糖分を摂ると改善する。
初めての発作の後は、まず内科で心臓や甲状腺の検査を受けることをおすすめします。身体的な原因が除外されてから、心療内科・精神科を受診すると安心です。
発作が起きた時の対処法
パニック発作は、適切な対処をすれば必ず治まります。
1. 呼吸を整える
発作中は呼吸が浅く早くなりがちです。
4-7-8呼吸法を試してみてください:
- 4秒かけて鼻から息を吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口から息を吐く
これを3〜4回繰り返します。
2. 「これは発作。必ず終わる」と言い聞かせる
パニック発作は通常10〜20分でピークを過ぎ、30分以内に治まります。
「死なない」「必ず終わる」と自分に言い聞かせることで、恐怖が和らぎます。
3. 五感に集中する(グラウンディング)
今この瞬間に意識を戻すテクニックです。
- 見る: 周りにある青いものを5つ探す
- 触る: 手のひらで机や壁の感触を感じる
- 聞く: 周りの音に耳を澄ます
これにより、パニックから意識をそらすことができます。
4. 安全な場所に移動する
可能であれば、静かで人の少ない場所に移動しましょう。
電車内で発作が起きたら、次の駅で降りてベンチに座る。それだけでも、気持ちが少し楽になります。
受診の目安
以下に当てはまる場合は、専門医への相談を強くおすすめします。
- 週に1回以上パニック発作が起きる
- 発作への不安で外出できなくなっている
- 仕事や学校に行けなくなっている
- お酒や薬で発作を抑えようとしている
- 死にたいという気持ちがある(この場合はすぐに受診を)
何科を受診すればいい?
心療内科
心と体の両方を診てくれる診療科。パニック障害の第一選択肢。
精神科
より専門的な治療が必要な場合。薬物療法の専門家が多い。
メンタルクリニック
外来専門で通いやすい。予約が取りやすいことも多い。
初診の予約は混んでいることが多いので、早めに電話することをおすすめします。
パニック障害は治る病気です
最後に、これだけは伝えたい。
パニック障害は、適切な治療で8割以上の人が改善する病気です。
治療法には:
- 薬物療法: SSRIなどの抗うつ薬、頓服として抗不安薬
- 認知行動療法: 考え方のクセを修正する心理療法
- 曝露療法: 少しずつ苦手な状況に慣れていく
私自身、薬とマインドフルネス、認知行動療法を組み合わせることで、パニック発作から卒業できました。
一人で抱え込まないでください。専門家の力を借りれば、必ず楽になれます。
あなたの回復を、心から応援しています。
