こんにちは、Ericaです。

「パニック障害の友人を傷つけたくないけど、何を言えばいいか分からない」 「家族がパニック障害で、どう接すればいいのか悩んでいる」

そんな優しい気持ちでこの記事を開いてくれたあなたに、まずはありがとうと言いたいです。

私自身、パニック発作を経験した時、周囲の言葉に救われたこともあれば、深く傷ついたこともあります。

今日は、パニック障害の当事者として「言われて辛かった言葉」と「******救わ言葉」を正直にお伝えします。

なぜ言葉で傷つくのか

パニック障害の人は、発作そのものよりも「理解されないこと」に深く傷つきます**。

  • 「自分でもコントロールできない」のに、「気の持ちよう」と言われる
  • 「本当に苦しい」のに、「大げさ」と思われる
  • 「頑張りたくても頑張れない」のに、「もっと頑張れ」と言われる

悪気がなくても、無理解な言葉は当事者の心を深くえぐります。

言ってはいけない10の言葉

NGワード1:「気の持ちようだよ」なぜ傷つくのか:**

パニック障害は脳と自律神経の機能異常です。「気の持ちよう」でコントロールできるものではありません。

この言葉は、「お前の意志が弱いからだ」と言われているように聞こえます。

代わりに言うべき言葉: 「辛いね。無理しないでね。」

NGワード2:「大げさだよ」「そんなに騒ぐこと?」なぜ傷つくのか:**

パニック発作の時、当事者は本気で「死ぬかもしれない」と思っています。その恐怖は、経験した人にしか分かりません。

「大げさ」と言われると、「この人には分かってもらえない」と絶望的な気持ちになります。

代わりに言うべき言葉: 「そんなに辛いんだね。私にできることある?」

NGワード3:「頑張って」「もっと頑張れ」なぜ傷つくのか:**

パニック障害の人は、すでに十分すぎるほど頑張っています。毎日の生活を送ること自体が、大きな戦いなのです。

「頑張って」は、「今のお前は頑張っていない」と言われているように聞こえます。

代わりに言うべき言葉: 「いつも頑張ってるね。今日はゆっくり休んで。」

NGワード4:「いつ治るの?」「まだ治らないの?」なぜ傷つくのか:**

パニック障害の回復には、数ヶ月から数年かかることがあります。「いつ治るの?」という質問は、焦りと罪悪感を与えます。

代わりに言うべき言葉: 「焦らなくていいよ。あなたのペースでいいんだよ。」

NGワード5:「みんなもストレスあるよ」「誰でも不安になる」なぜ傷つくのか:**

パニック障害の苦しみを「普通のストレス」と一緒にされることは、とても辛いことです。

「あなただけ特別じゃない」と言われているように感じます。

代わりに言うべき言葉: 「あなたの辛さは、私には完全には分からないかもしれない。でも、そばにいるよ。」

NGワード6:「薬に頼りすぎじゃない?」なぜ傷つくのか:**

パニック障害の薬物療法は、科学的に効果が証明された治療法です。「薬に頼りすぎ」という言葉は、治療を否定されたように感じます。

また、「薬を飲んでいる自分はダメな人間なのか」という自己否定につながります。

代わりに言うべき言葉: 「ちゃんと治療を続けていて偉いね。」

NGワード7:「外に出れば気分転換になるよ」なぜ傷つくのか:**

パニック障害の多くの人は、外出自体が恐怖です。「外に出れば」という軽い言葉は、その苦しみを理解していない証拠です。

代わりに言うべき言葉: 「外出は無理しなくていいよ。家でゆっくりしよう。」

NGワード8:「前向きに考えなよ」なぜ傷つくのか:**

前向きに考えたくても、脳が不安モードになっているのです。「前向きに」と言われると、「ネガティブな自分はダメなんだ」と自己嫌悪に陥ります。

代わりに言うべき言葉: 「今はネガティブでもいいんだよ。そういう時もあるよね。」

NGワード9:「◯◯さんも同じ病気だけど、普通に働いてるよ」なぜ傷つくのか:**

人と比較されることは、当事者にとって最も辛いことの一つです。症状の重さ、環境、サポートの有無は人それぞれ違います。

代わりに言うべき言葉: 「人と比べなくていいよ。あなたはあなたのペースでいいんだよ。」

NGワード10:「いい加減にして」「もう付き合いきれない」なぜ傷つくのか:**

これを言われると、「私は迷惑な存在なんだ」「理解してくれる人はいないんだ」と絶望します。

サポートする側も疲れることは分かります。でも、この言葉だけは言わないでほしいのです。

代わりに言うべき言葉: 「私も疲れてきちゃったから、一緒に専門家に相談しよう。」

当事者が救われた言葉

逆に、言われて救われた言葉もあります。

「そばにいるよ」

何も解決しなくても、ただそばにいてくれるだけで心強いです。

「辛いね。大変だったね。」

苦しみを認めてもらえるだけで、涙が出るほど救われます。

「無理しなくていいよ」

「頑張れ」より、「休んでいい」と言われる方がずっと楽になれます。

「私に何かできることある?」

「何かしてあげよう」ではなく、「何をしてほしい?」と聞いてくれる姿勢が嬉しいです。

「あなたのせいじゃないよ」

パニック障害は本人のせいではありません。この言葉で、どれだけ救われたか分かりません。

サポートする側へ

パニック障害の人をサポートするのは、正直、大変なことです。

「また発作!?」とイライラすることもあるでしょう。「いつまで続くの」と疲れることもあるでしょう。

それは自然な感情です。あなたも、自分を責めないでください。

サポートする側も、一人で抱え込まないでください。

  • 家族会やサポートグループに参加する
  • 専門家(医師、カウンセラー)に相談する
  • 自分自身のケアも忘れない

当事者と一緒に、専門家の力を借りながら、回復の道を歩んでいただければと思います。

おわりに

この記事を読んでくれたあなたは、きっと大切な人を傷つけたくない優しい人です。

その気持ちだけで、きっと当事者は救われています。

完璧なサポートなんて、誰にもできません。言葉を間違えることもあるでしょう。

でも、「理解しようとしてくれている」という姿勢は、必ず伝わります。

あなたと、あなたの大切な人の両方が、少しでも楽になれますように。